修善寺でうなる蕎麦を食するお店

修善寺の温泉街には十軒を越す蕎麦屋が点在している。
窓の外は先程書いた竹やぶを見ながら蕎麦を食べると言う絶好のシュチエーションである。
古民家の風情を生かしながら独特の世界観を感じる店作りである。
蕎麦前に、麦酒と〆張鶴そして、湯葉刺しと焼きそば味噌をお願いする。
余計な蕎麦前はそろえていないが人品一品にこだわりが感じられる。
特に焼きそば味噌はしゃもじの上に乗せ焼いて供されるお店が多いが、ここは窓の外が竹林。
竹の皮に載せて焼いたもので実に香ばしい。
お通しは、玉こんにゃくと野菜の炊き合わせ。
これだけでお酒が進む。
さて肝心の蕎麦が、せいろ(1,050円)は細切りで腰のある蕎麦が濃い目の汁と絡まって、実に美味いというかなる程通をうならせる味である。
細切りの蕎麦がまるで生き物のように口の中にすんなり入る。
わさびは本山葵、でも葱はない。
★4.5
あわせてお願いした、1日限定5食の「鴨南蛮蕎麦」(1,700円)は残念ながら同じ細切りの蕎麦を使っているため、そば本来の腰は完全に消えてしまって鴨は美味いが蕎麦が完全に死んでしまっている。
土山人のように、そばの太さを帰るとかの工夫があればもっと素晴らしい蕎麦に変身するのにと思い残念。
格蕎麦を暖かく提供するのは本当に難しいとつくづく思うのとこの値段価値はまっやくない一杯であった。
★1.5
食事を済ませ、テーブル番号が記載された札を持って入り口の帳場で会計を済ませた際、帳場の前ににここ朴念仁のハウスカードと共に東銀座の知る人ぞ知る古拙のハウスカードが並んでおいて合ったのでたずねると、両店共オーナーの石井氏のお店だそうである。
何故弟子の流石のハウスカードはないのかとたずねると笑って「石井の流れを汲むお店で流石と店名をしたそうです」との答えしか戻ってこなかった。
弟子とは見ていないのか?
古拙は正に流石の真裏にお店がある。
流石は一時雑誌等で取り上げられたお店だが、小生的にはまったく行きたいと思わない無い蕎麦屋の一つである。
オーナーの石井氏も決しておしているお店では無いとつくづく思う。
真意はわかりませんが。
サービスもよく、雰囲気も良く冷たい蕎麦は絶品。
CPは決してよくないが、納得のいく蕎麦に出会えた気持ちで暖簾をくぐり店を後にする。
今回の評価はあくまで冷たいせいろと蕎麦前の評価なので、温かい蕎麦の評価は加味していないのでご注意ください。